埼玉県・天満様の杉一枚板ダイニングテーブル完成!~杉耳付き板脚タイプ~

埼玉県・天満様の杉一枚板ダイニングテーブル完成!~杉耳付き板脚タイプ~
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杉一枚板ダイニングテーブル完成!~総杉造り耳付き板脚タイプ~1

埼玉県・天満様の杉一枚板ダイニングテーブルが完成しました!
天板の重量があるため、天板と脚を分離出来るよう現地組み立て式にて製作しました。

杉一枚板ダイニングテーブル完成!~総杉造り耳付き板脚タイプ~2

天板素材は厚み75mm、最大幅970mm、長さ1910mmの杉の巨木一枚板厚盤。
厚みは70mmに仕上がりました。
また、テーブル長さはお客様のご希望により1800mmにカットしました。

杉の真っ直ぐな木目が美しく、中央にある節が良い風合いを醸し出しています。
厚み・幅があるため重厚感ある仕上がりになりました(^-^)

杉一枚板ダイニングテーブル完成!~総杉造り耳付き板脚タイプ~3

脚にも杉の分厚い耳付き一枚板を採用し、耳付き板脚タイプとしました。
脚の内側には3本の貫を使用し、ご使用にあたって邪魔にならないよう配慮しながら脚と脚を
しっかりと繋ぎました。
内側にあった割れには欅のチギリをしっかりと入れてあります。

杉一枚板ダイニングテーブル完成!~総杉造り耳付き板脚タイプ~4

貫にはtokkoya-kaguの焼印を。
今回も作品に自信と誇りを持って入れることが出来ました(*^^*)

杉一枚板ダイニングテーブル完成!~総杉造り耳付き板脚タイプ~5

このテーブルの設置方法ですが、天板・脚には向きがあります。
作業時には傷を付けぬようお気をつけ下さい。

杉一枚板ダイニングテーブル完成!~総杉造り耳付き板脚タイプ~8

天板裏の吸い付き桟と脚の上木(うわぎ)の長さが左右で違いますので、天板を脚の台に合う
向きで置いて下さい。
正しく置くと上の写真のように上手く重なります。

杉一枚板ダイニングテーブル完成!~総杉造り耳付き板脚タイプ~9

天板裏の吸い付き桟に埋め込まれている穴と脚の上木(うわぎ)に開いている穴を合わせます。
穴は脚の脇に2ヶ所ずつ、計8ヶ所開いています。

杉一枚板ダイニングテーブル完成!~総杉造り耳付き板脚タイプ~6

このような体勢での作業となってしまいますが。。。
何卒ご容赦下さい。

杉一枚板ダイニングテーブル完成!~総杉造り耳付き板脚タイプ~10

穴を合わせた所から専用のビスを入れ、マイナスドライバーを使用して仮止めしていきます。
ビスがキツイ場合はしっかりと穴を合わせてから締めて下さい。
最後まで締めてしまうと他の穴が合わなくなりますのでご注意下さい。

全ての穴にビスが入ったら7割程度の力で最後まで締めます。
強く締めすぎないようご注意下さい。

杉一枚板ダイニングテーブル完成!~総杉造り耳付き板脚タイプ~7

設置完了!
チギリ以外の木部は全て杉を使用したこだわりのダイニングテーブルです。
かなりの重量があるためテーブルを移動する際には天板を脚から外し、別々に移動して下さい。
引きずっての移動は脚の破損の原因となりますので絶対にお止め下さい。

後はお客様と納品日の打ち合わせをした後、無事に出荷するのみです。
今回も良いもの、出来ました(^ー^)