新聞記事「都内地下鉄メール可能に」を見て ~tweetから実現した合意~

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「東京都の猪瀬直樹副知事とソフトバンクの孫正義社長が20日に都庁で会談し、都営地下鉄の走行中の車両内でメールやデータを送受信できるようにするため年内にアンテナを設置する方向で一致した」

昨日、新聞記事を見ていて驚いてしまいました。
これってTwitterで実現した会談じゃないの?

記事を読み進めていくとやはりそうでした。
数日前に(後で調べたら15日だったらしいですね)、猪瀬副知事と孫社長がTwitterでやりとりしていたのを見ていたのです。

孫社長は以前よりずっと東京メトロと交渉していたようですが話し合いに進展が見られなかったそうです。
今回ある会社員の孫社長宛の「アンテナ設置要望のツイート」を見た孫社長がTwitterでの「運動」を呼び掛け、それに猪瀬副知事が反応し会談が実現した、というのが経緯のようです。

だれでも気軽に、普段会うことすら出来ないような人同士の会話をタイムリーに見ることが出来るだけでなく、Twitterアカウントを持っていればメッセージを送ることすらも出来ること。

Twitterでの「運動」が起きた日からわずか5日後に会談が実現し、要望が受け入れられたこと。

新聞よりも先にネットの情報でこの件を知っていたこと。

多少、パフォーマンス的な部分があるように見えなくもないですが、今回のような夢のような話が現実となることはIT技術の進化がもたらした素晴らしい結果だと思います。

SNSの非常に大きな影響力、情報の伝播の早さを再認識出来た一件でした。
これからもこのような興味深い事例がたくさん起きるでしょう。
私もこの力を最大限有効に使っていけるよう勉強していきます。

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