作品例 楓(かえで)一枚板の座卓

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事務所・自宅の移転を機に、我が家で使用する座卓を自作しました。

材料は10年ほど寝かせてあった杢の面白い楓乾燥材を用いました。
この板は乾燥の過程でかなりの反り・歪みが生じていて、再製材後は厚みが25mmほどとかなり薄くなってしまっており使用中に再度反りが生じることは覚悟の上で採用しました。

脚は杉丸太(元玉)の上下の切り口を製材機にて水平にカットし半割りにしたもの使い、オスモカラーウッドワックス(クリアー)にて仕上げました。
天板と接する面には家具転倒防止用のゴムシートを貼って天板が滑らないようにしました。
薪ストーブをガンガン焚いている部屋で使用している影響は大いにあったと思いますが、案の定、反りが生じてきました。
反りによるがたつきには脚と天板の間に生じた隙間に端材等をはめ込んで対応しました。
2ヶ月ほど使用して最近、ようやく板が落ち着いてきたところです。
この「座卓」は当然お客様に「商品」として納品することは出来ないシロモノですが、我が家で使用するにあたっては全く問題がなく(見た目は分かりませんし、当然コップの水もこぼれません(笑)、材料費も同サイズのものと比べ格安です)、現在居間の中心でこの部屋一番の存在感を出しています。

この方式の座卓は木工初心者の方にでも非常に簡単に製作できますのでおすすめです!
ご不明な点はお気軽にお問い合わせ下さい。