長野県松本市、田中様の杉一枚板座卓が完成!~総杉造り超良杢一枚板厚盤・コーナー4本脚タイプ~
- 2013.10.25
- テーブル・座卓納品事例 仕事
長野県松本市、田中様の杉一枚板座卓が完成しました!
天板素材は厚み73mm、最大幅930mm、長さ1910mmの杉の巨木より取った一枚板厚盤。
長さ・座卓高さはご希望によりそれぞれ1600mm、350mmに仕上げました。
天板小口の年輪を見て下さい!
非常に木目の詰まった超良杢材です。
同じ幅の一枚板でも木目が細かい木は、木目の粗い木(年輪と年輪の間が大きい木)と比べて
樹齢が倍以上違うこともザラにあります。
当然ながら価値は全く違います。
木目が細かい木はこの座卓のように天板表面に美しい模様が浮き出てきます。
予想以上の最高の仕上がりとなりました(*^^*)
このような一枚板はずっと見ていても飽きません。
私が一枚板マニアだからでしょうか(笑)
吸い付き桟、脚材、2つの吸い付き桟を繋ぐ「貫」にも杉を使用しました。
すべての部材に杉を用いたtokkoya-kagu定番の総杉造りです。
4本の脚材には杉の芯去り材(割れやすい木の中心部を避けて取った材を選びました。
芯去り材は大木からしか取れない貴重な材。
天板と同等レベルの目の詰んだ良材です。
天板裏には吸い付き桟を2ヶ所入れ、その吸い付き桟に脚を付ける構造。
吸い付き桟は、古来より本物の家具に使われている伝統工法です。
田中様のご自宅の新築祝いに間に合わせることが出来ました。
あとは無事に納品されることを祈るのみ。。。
今回も良いもの、出来ました(^-^)
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