アーカイブ 2005年5月

2005年 5月 28日

小さい会社の経理業務について(体験談)

カテゴリー 仕事

今日は会社の会計業務の体験談について書きます。
私の会社は設立してからまだ1年と少しなので、これから会社を設立する方にしか参考にならないかもしれませんが。。。

今年、私の会社は昨年の設立以来初めての決算を終えました。
書籍やインターネットの情報から、売上の少ない法人では日々の会計業務は税理士を頼らずとも自分で出来るという結論が出たので、会社登記に引き続き自分でやることにしました。

最初は何をやったら良いか全く分からず、とりあえず市販の会計ソフトを買っていじってみました。
テレビCMで「涙がでるほど簡単」と宣伝しているものでしたが、それはある意味本当でした(ほとんど忘れていましたが大学で簿記を受講していた成果もあったのかもしれませんが・・・)。

日々の出入金を打ち込むだけで決算に必要な書類が出来ていきますし、簡単な経営分析も出来ます。
人に聞いたり自分で多少(本当に多少ですが)勉強したりもしましたが、一回決算を終えて自信がつきました。

日々の業務と違い、決算のときには本当に何も分からず税務署に行きました。
担当署員には相当に嫌な顔をされましたが(^_^;)結局親切に教えていただき、最終的には決算も自分ですることが出来ました。

税務署員の話では、「毎年法の改正があり、知らないで申請すると損をすることもあるので、会計は税理士に頼んだ方が得だと思いますよ。」とのことでした。

売上が増えてきたり、社員を雇用しているような会社の場合は税理士に依頼した方が良いと思いますが、そうでなければ自身で経理をすべきだと思います。
法改正のことも行けば署員が教えてくれるのでは・・・。





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2005年 5月 15日

法人登記について

カテゴリー 仕事

法人登記について(多羅尾事務所初代看板)


今日は昨年、私が自分で会社登記をしたときの話を書きます。

会社を設立し、事業を発展させていくのは簡単なことではありませんが、会社を設立するという登記上の事務作業自体は誰にでも出来る簡単なことです。

司法書士の先生に依頼すると高額な報酬を支払わなければなりませんので、初めて会社を設立する方はご自身でやる方が良いと思います。
浮いたお金は会社のために有効に使いましょう。
インターネットを使えばほとんどのものは手に入ります。



会社設立の仕方

1.インターネットで会社設立の流れを確認します。
  会社設立の流れを説明しているサイトはたくさんあります。
  それを見て必要になる物をすぐ作ります。
  必要なのは印鑑・ゴム印など。ネットで安い所を調べて依頼します。

2.税務署に行って窓口で説明を受け、提出書類一覧・サンプル・OCR
  用紙等をもらってきます。

3.書類を作成する。
  わからないものはインターネットで検索し、テンプレートやサンプルを
  入手してアレンジします。
  よく探せばなんでもあります。
  インターネットって本当に便利ですね!

4.税務署へ。その場で書類を直せるよう個人・法人の印鑑は全て持って
  いきます。



最後に・・・
お役所は基本的に不親切です。
黙って言われるままにしていると損をすることがたくさんあります。

私が体験した例を1つあげると「登記には日数がかかるので3日後にまた来てください」と言われましたが、「何とかお願いします」と強く頼んだらその日のうちに登記することが出来ました。

司法書士の登記を優先するためかどうかは分かりませんが、規則でそのように対応することが決まっているのでしょう。
法務局に行ったら積極的に動きましょう。





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2005年 5月 09日

薪ストーブの魅力について

薪ストーブの魅力について


今日はちょっと時期を過ぎてしまいましたが薪ストーブについて書きます。



薪ストーブとの出会い

製材所に入社して私は初めて薪ストーブの暖かさを体験しました。
製材所の暖房器具は誰もが想像する通り薪ストーブです。
製材所の事務所の真ん中には鋳物の薪ストーブがあります。

木材を扱う仕事のため薪は豊富にあり、寒い時期は毎日大量の薪を贅沢に使って暖を取ります。

薪ストーブにはエアコンや灯油のファンヒーター特有の息苦しいような、目が乾くような強制的な温風による不快感が全くなく、ストーブ全体から出るジワジワ、ぽかぽかと心地よい熱が体を芯から暖めてくれます。

製材所で働く従業員の家庭もこの恩恵に与ることが出来ます。
製材の過程で出る木材としては販売しない部分を頂けるのです。
それらはサイズもバラバラで見た目は悪いですが立派な燃料であり充分な熱量を発生させます。


以前より薪ストーブを使ってみたいという憧れは漠然とありましたが、それがこんなにも早く現実のものとなるとは思いませんでした。




薪ストーブの購入

入社して1ヶ月程経った平成15年12月、薪ストーブを購入しました。
家の近くの金物屋でカタログを手に入れ、インターネットで比較検討しました。
最終的に職場の人に相談して購入機種の決定・設置を行いました。


私のストーブ購入のポイント
・鋳物であること
・価格が安く、ある程度の長めの薪が入ること(使い勝手の良さ)
・ガラス窓がついていて中の炎が見えること(中の状態の確認が一目で出来る、また炎を見ていると心が安らぎます)
・デザインの良さ


 購入機種  MS-306(鋳物輻射式・現在は販売終了)
 設置までの費用のトータル金額  約80,000円(本体、煙突、手斧など用品代、煙突掃除用具)




薪の準備の大変さ

私は製材所から無償で薪を分けてもらっているので調達には困っていませんが、何が大変かというと製材所で頂いた材をだいたいの長さをそろえてチェンソーで切断し、それを車に積み込んで自宅まで運び、自宅の薪置き場に積むという作業を何十回と繰り返さなければならないということです。

冬の暖かさを得るためには忍耐力が必要になります。




これから薪ストーブを購入される方へ

薪ストーブにはピンからキリまであります。
安いものはホームセンターで3~4,000円くらいから、高いものでは設置料まで含めると車が買えてしまうものまであるそうです。
話を聞く限りでは高いものはやはりそれなりに良いそうです。

炎の燃え方を細かく調整できて室内の温度、薪の燃焼効率を細かく管理できるもの。
夜寝る前に空気口をせばめておくと朝まで火種が燃え尽きず残っているほどのものもあるそうです。

私の購入したストーブにはどちらも無理です。
寒ければ薪をジャンジャン入れ、暑ければしばらく入れずに様子を見る・・・。
朝には火種は100%消えています。

私がただひとつ言える事は薪ストーブは部屋、人を暖めるものであり、それは私の購入した薪ストーブでも充分に出来るということです。

お金をかけずとも薪ストーブは持てます。ただし、火災の危険があるため取り付けの際はストーブ設置の経験のある方に手伝ってもらいましょう。
最後に・・・薪ストーブは最高です!!





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2005年 5月 08日

移住するにあたってのポイント

カテゴリー 田舎暮らし,Iターン

今日は私がIターンを経験した上で重要であると思っているポイントを書きます。


移住するにあたってのポイント         

☆(私の考える)移住の大前提!!
移住先に溶け込もうとし、もともと住んでいた方とうまくやっていく心構えがあること

*これには賛否両論あると思いますが、移住を考えるならば地元の方とうまく付き合っていくのが今後楽しく暮らしていくために必要だと思います。
地元の方も本心から心をを開いてくれるかは分かりませんが、「組(町内会)」に入り、積極的に行事に参加し、当番や役をきちんとこなしていれば認めてくれると思います。
今まで食べたことの無いような採れたてでおいしい季節の野菜も頂けます。

自分で畑も借りましょう!そしてご近所の方に野菜作りを教えてもらいながら野菜を作ってみましょう。
雑草取りは面倒ですが、驚くほどおいしい、健康にも良い超低農薬野菜(無農薬はかなり難しいと思います)が作れますよ。後継者不足で余っている畑はたくさんあります。

1.自分の配偶者と常日頃仲が良く、移住に関して心からの同意が得られていること

*親類縁者がいない土地に移住する際は奥さん(だんなさん)以外に心から腹を割って話せる人がいません。
現地で仲良くなった人も結局は他人です(悲しいことを言うようですが・・・)。
見知らぬ土地では2人で力を合わせなければ楽しく暮らしていけません。

2.若いうちに決断!自分の決断に自信を持って。失う物を恐れないこと
*配偶者の同意が得られているのなら恐れることはありません。
失う物以上に得る物が多いと判断したなら迷わず実行することです。
私が思うに決断の時期が若い年齢であればあるほど今後の人生で得るものが大きいと思いますし、また、地域に溶け込むことも容易であるような気がします。
Iターン先は若い人の移住を大歓迎(ただし地域貢献が前提)しています。

3.住居については現地以外での情報収集は難しい
*インターネットや都市部で地方のIターン情報を提供している機関の情報は最終的には全く役に立ちませんでした。
まずは移住希望先の役場(役所)へ行って相談することをお薦めします。
Iターンを支援している役場では都会の役所と違って親身になって話を聞いてくれると思います。
しかし、お役所は平日しか業務を行っていないのがきついところです。
 また、移住先は自分の住んでいる所の常識が通用しないので自分の目で見ての判断が必要です。

4.移住先の気候は必ずチェックが必要です!
*1年を通してその地域がどんな状態になるのかチェックをしなければなりません。
雪国では冬の一番雪が多い時期に訪ねてみましょう。
雪の降らない地域に住んでいる方には雪国の冬は想像できないと思います。
私の住んでいる所でもそうですが、ペンションを建てても冬の除雪に耐えられず数年で売りに出して都会に帰ってしまう方も多いらしいです。
別荘地の中古物件も要注意です。公道に面していない所などは悲惨です。
公共機関が除雪する公道まで自分で毎日、時には1日に何回も除雪しなければならないのですから。

物件を売りたい不動産屋は絶対に教えてくれませんので周辺に住んでいる地元の方などに直接聞いて見ましょう。

5.まずは賃貸住宅にした方が賢明
*不動産屋で売りに出ている土地・中古物件ははっきり言ってとてつもなく高いです。
にもかかわらず都会の地価に比べたら安く見えるので買う人がいるのだと思います。
私も現在は貸家(一軒屋)を借りていますが家賃は、埼玉県戸田市に2DKのマンションを借りていた時の家賃の20分の1です!
今はとてつもなく安い賃貸住宅に住んでお金を貯め、地元の方に頼んで自分の条件に合う土地を探しています。
ただし、安い物件を借りたらまずは自分で住めるようにしないといけないということです!
日曜大工の腕が上がりますよ!
土地・家を買うのは、地域に溶け込んでからでもいいのではないでしょうか?

6.職の確保
①資格の無い方は(出来れば移住前に)「資格」を取りましょう!
*私が一番苦しんだ所です。はっきりいって甘く見すぎていました。

都市部と決定的に違う所は求人の件数です。
Iターンしてきたからには自宅のすぐ近くの職場で働きたいものですが(移住時に手に職があれば独立したい所ですが・・・)、ハローワーク(車で1時間!しかも渋滞無しでです!)へ行って自分の住んでいる町と隣接する市町村の求人(正社員)件数が30件足らずだったときは愕然としました。

せっかく移住してきたのに車や電車で1時間もかかる長野市の職場を探すのは嫌だったので、ボーダーラインを「自宅から車で30分以内の職場」に下げました。
また、2級ボイラー技士の資格を取ることにし、2週間ほど1日12時間くらい猛勉強して資格をとりました。

資格を取ってすぐ自宅から15分程のホテルでのボイラー技士の求人(2ヶ月の短期アルバイト)を見つけ応募、採用されました。

結局、移住してから3ヶ月弱無職でした。
無職の間は多分近所の方からも白い目で見られていたと思います。
プレッシャーを感じましたが、プレッシャーに負けて長野市の仕事にしなくて良かったと思います。

ボイラー技士の仕事の後はガードマンのアルバイトをしながら自宅近くの職場を探すことにしました。
ガードマンの仕事を2ヶ月ほどやった時に現在も勤めている、自宅から車で2分程の製材所の職人の仕事を見つけました。
こんなにも自宅に近い仕事が見つかったのはかなり運が良かったと思います。

私のように資格を持っていない人間が希望の職を得られたのは年齢が若かったことがかなり大きい要因であったと思います。

首都圏のハローワークと長野のハローワークでは雰囲気が全く違いました。
私の行っていた川口のハローワークでは失業者は長野の数倍いて、建物はとても混んでいましたが、求人検索のパソコンはガラガラでした。
長野のハローワークではパソコンは順番待ちをしなければならず失業者の顔も切羽詰っていました。
これが求人倍率の差であるなと実感しました。

 私とは対照的に妻の仕事は即決でした。
それどころか自宅にまで「うちで働いてくれないか」と人が訪ねてきました。
妻は看護師・ケアマネージャーの資格を持っていたからです。

全国的に同じだと思うのですが過疎地域では医師、看護師が不足しており、資格があればまず希望の職場に就けると思います。
資格の重要性を痛感しました。

参考1:私の移住した地域で多かった?求人・・・ホテル、旅館のフロント・サービス係、ガードマン
参考2:私の移住した地域で持っていると有利(求人が多い)な資格・・・医療・介護系資格
参考3:移住時の私の就職条件
1.自宅から近い職場
2.17時、遅くても18時に終業する仕事
3.勤務がシフト制であり希望が出せること

当時はかなり苦労しましたがほぼ希望どおりの職につくことが出来ました。

②学歴・プライドは捨て、健康になりましょう!
●●大学卒業です・・・。有名企業の●●に勤めていました・・・。
ここでは全く意味をなしません。「へぇ〜。」でおしまいです。

ここでは肉体労働をしてもいいんじゃないでしょうか?
始めは疲れますが、食事がおいしくなります。
良く眠れます。そして、健康的、自動的に痩せます!

ちなみに私は移住してから16キロ痩せました。
デスクワークは肉体的には楽かもしれませんが、運動不足による肥満は避けられません。
ご近所でも畑をやっている方、肉体労働をしている方に太っている人はいません。

③まとめ:田舎暮らしをして家の近くで職探しする唯一のパターン・・・本当にこれしかないと思います!

・ハローワークに登録⇒家で毎日ハローワークインターネットサービスをチェック⇒気に入った求人があったら自分で電話。

インターネットで見られない求人はしかたがないのでハローワークに行って紹介してもらう。
就職・アルバイト情報誌、人材派遣会社への登録、インターネットでの職探し・・・。
無駄です!まず必要な情報はありません。
せっかく田舎に住むのだから、家の近くで職を探しましょう。
Iターンする前でも情報は得られるので活用してみてはいかがでしょうか。
*役場のホームページにも求人募集のページがあります。
内容はハローワークとほとんど同じですが参考程度にご覧いただくのもよいと思います。





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2005年 5月 06日

私のIターン体験

カテゴリー 田舎暮らし,Iターン

2004年春の黒姫山


今日からブログを始めました。
恥ずかしながらブログを知ったのは今年のライブドアの騒動があってからのことです。
それまでは「何かデザインの似たページが多いな」くらいにしか思っていませんでした。

このブログではIターン・田舎暮らし・仕事を中心に書いていこうと思っています。
今日はIターンに至った経緯を書きます。
写真は2004年春の黒姫山。

少年時代
私は東京(杉並区)で生まれ東京で育ちました。
私は生き物が大好きでした。
小学生の頃は空き地でカマキリやバッタを捕まえたり、近所の池で魚やエビを網ですくったりするのが日課でした。
小さいころは家の周りの空き地にも生き物がたくさんいました。
両親と旅行に行くと朝早く起きて宿の周りを散策し、カブトムシを探したり、小川でザリガニを探したりしていました。
とにかく生き物が大好きでした。
また、自給自足に興味があり、自分で作った安全な食べ物を食べ、出来ることは自分でし、質素倹約して暮らすことを漠然と夢見ていました。
ちょっと変わった子供でした。

就職
大学卒業も近くなり就職活動を始めました。
営業向きだという思い込みで職種は営業に絞りました。
給料がいいということと、東証一部上場の有名企業だったということで受けてみた某OA機器専門商社に内定をもらって就職活動を打ち切りました。
就職活動を迎える学生で、やりたいことが決まっている人は少ないのではないでしょうか。
今考えると私も就職しなければならないので就職したという感じでした。
それでも当時は希望に燃えていました。妻とはこの頃知り合いました。

サラリーマン生活
就職と同時に高円寺(東京・杉並)で一人暮らしを始めました。
7時30分に家を出て電車で1時間程の会社に向かい、会社を出るのはいつも10時過ぎ。
帰りたくても帰れない雰囲気。
完全実力主義の職場は長い拘束時間と精神的プレッシャーで相当にきつかったですが、仕事が終わってから先輩や同僚と夕飯を食べに行ったり、休日の日、やることがないと昼過ぎに起きて会社に行き、いつものメンバーと夜まで仕事をしてラーメン屋で一杯やって帰るのは楽しい一時でした。
一人暮らしは誰にも干渉されず、好きなものを食べ、好きな時間まで眠れるので自由でしたが、暇で他にやる事が無かったので仕事に打ち込んだのだと思います。
食費は毎月8~9万円。エンゲル係数は非常に高めでした。
夜中の1時に寝て朝はギリギリに起き、10分で支度してファーストフードで朝食を買い、会社で食べるのが日課でした。
いつも疲れていて体がだるかったのを覚えています。

趣味-田舎旅行
正月や夏の長期休暇には必ず旅行に行っていました。
行き先は自然や古民家のある所。自然を堪能した後は温泉に入って旅を満喫していました。
妻ももともと自然の中に暮らすことを夢見ており、旅行に行く度「いつかこんな所に住みたいね。」と語り合っていました。

結婚
就職してから3年目の冬、27歳で結婚しました。
新居は埼玉県の戸田市に賃貸マンションを借りました。
妻と一緒に生活を始めたとたん、今までの生活のリズムが激変しました。
帰る時間が遅くなってしまうのは前から嫌でしたが、耐えられないほど嫌になりました。
夕飯も家で食べるので、先輩や同期の誘いを断ることが多くなりました。
休日は妻と出掛けたいので、休日出勤はしなくなりました。
朝早くて夜遅い、平日妻と過ごす時間が1~2時間しかないこの会社にいるのが嫌になってきました。
前も辞めたいと思うことがたまにありましたが、毎日何回も考えるようになりました。
仕事とは自分の人生の何なのか分からなくなってきました。

決断
休日も会社のことを思い出して憂鬱になる生活が続いていました。
心も体も仕事にコントロールされている毎日の中で、田舎に暮らして畑を耕し、家畜を飼って卵や肉を得て、日が暮れる頃に終わる仕事につき、夜は家で家族とゆっくり団欒を楽しむ生活をしたいと強く思うようになりました。
そんな中旅行先の長野県の野尻湖で、学生時代に打ち込んでいた水上スキー(すいじょうすきー)を楽しんだことがきっかけになり、会社を辞めて長野に移住する決心をしました。
人生の重大な決断はちょっとしたことがきっかけでした。意外とそんなものなのかもしれません。

退社
2002年9月、3年6ヶ月勤めた会社を退職しました。
両親・親戚・友人知人への体裁、収入減による生活レベルの低下・・・・・etc。
何かを得ようと思えばその代償として何かを失うのは何をするにしても同じです。
人間は「不満はあるけれど生活が保証されている場所」から「夢があるけれど全く保証がない場所」へ行くのには相当の勇気が必要であるということが分かりました。

移住準備
長野県に移住するにあたってインターネットを使ったり長野県東京事務所へ行って情報収集をしようと試みましたが、役に立つ情報は全く得られませんでした。
結局、移住予定日の1ヶ月前に、1週間ほど長野市に滞在し、住む家を探しました。
現地で家を探し始めてから気付いたのですが、移住を希望する上水内郡信濃町には不動産屋すら無く、信濃町近辺の不動産屋を回りましたが、信濃町の物件自体が非常に少なく、その中にも良い物件はありませんでした。
次に町役場へ行きました。
役場には空家情報サービスというものがあり、空家を貸してもいいという人が登録し、役場を訪ねてくる人に情報を提供するというものでした。
役場の担当者から6件の空家情報をもらい、その中の1軒、黒姫山のふもとの集落内の空家に住むことを決めました。仕事は若いので何とかなるだろうと思い、移住してから探すことにしました。

移住
2003年(平成15年)4月私達夫婦は長野県上水内郡信濃町に移住しました。
移住と同時に大掃除・大工仕事が始まりました。
ほぼ1ヶ月かかってようやくとりあえず問題なく住めるような状態になりました。
今考えると、田舎の不動産・就職事情も考えないで見ず知らずの土地に移住したことは無謀なことだったと思います。若さだけで乗り切ることが出来ましたが・・・。
これから移住をされる方で即独立開業する方以外は最悪就職先だけは決めておいた方が良いと思います。
移住後に精神的にキツくなります。





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